例えば「本」。
これをスウェーデン語で言うと、「bok(ブーク)」という。
bokはen名詞。
なので、「一冊の本」と言う時は「en bok」。
しかしこの「一冊の本」は、本が一冊あると数えただけで、「何の、どういった本」か分からない。
仮に「夏目漱石が書いた、吾輩は猫であるという本」とすると特定できる。
でもとりあえず最低限「その一冊の本」などというように言えば「何の本」なのか特定できるようになる。
この、
・特定されていない状態の名詞の形を不定形という。
・特定された状態の名詞の形を定形という。
特定された状態になると、英語では「the」がつく。
スウェーデン語では先頭についていたen/ettが後ろにつく。
なので、「en bok(一冊の本)」が「boken(その一冊の本)」になる。
まとめ
・特定されていない状態の名詞の形を不定形という。
・特定された状態の名詞の形を定形という。
・定形の名詞はen/ettが最後にくっつく