ストレートとクロスに関しての簡単なお話(╹◡╹)
結線の仕方による分類
★ストレートとクロス
LANケーブルには結線の仕方によってストレートケーブルとクロスケーブルの二種類がある。接続する機器によってどちらを使えばいいのかが変わる。
※日常生活でLANケーブルといえばストレート結線であり、ストレートかクロスなのかを意識する必要はない。
★MDIとMDI-X
Ethernet機器(要はLANポートのついてるもの)には、信号の送受信の仕方の違いによってMDIとMDI-Xという種類のポートがある。
MDI・・・PC、ルータなど
MDI-X・・・スイッチ、リピータなど
★使い分け
MDIとMDI、MDI-XとMDI-Xの接続だとクロスケーブル
MDIとMDI-Xの接続だとストレートケーブル
を使う。
ぶっちゃけよくわかんなかったらストレートを使えば良い。クロスが必要な人は相応の知識がある人だし(≡ε≡;)
↓それぞれのケーブルによる信号の伝送
★Auto MDI/MDI-X
しかしながら最近の機器にはAuto MDI/MDI-Xという機能が備わっていて、ストレートかクロスどっちを使えばいいの!?という問題を解消してくれる。PCに関しても最新のものだと付いている場合があるらしい
★追伸
今回のお話は10baseT/100baseTXを前提としました。
用語
・Auto MDI/MDI-X
ポートがMDIかMDI-Xか自動で判別してつなげてくれる仕組み
・MDI(Medium Dependent Interface)
ピンの1,2番が送信、3,6番が受信になっているポート
・MDI-X(Medium Dependent Interface Crossover)
ピンの1,2番が受信、3,6番が送信になっているポート