バッチとタスクスケジューラでなるべく簡単にフルバックアップを取得する(前編)
この記事は、Windows標準装備のバッチ処理とタスクスケジューラを用いて、簡易的だけど本格的(?)にバックアップを取得する手順を書いています。導入は以下の記事になりますので、軽くのぞいてみてください。
ここから、具体的な手順を記載していきます。
1.バッチの作成
1.メモ帳を開きます。
2.前の記事のテキストをすべて貼り付けます。
3.ファイル→名前をつけて保存
4.次のようにして保存をクリック。
・保存先→任意の場所
※ここではデスクトップ
・ファイル名→「BackUp.bat」
・ファイルの種類→「すべてのファイル(*.*)」
・文字コード→「ANSI」
5.できた「Backupo.bat」を右クリック→編集をクリック。
6.設定領域を好きなように変更します。
例えば
・バックアップしたいフォルダ→C:\work
・バックアップ先のHDD→Eドライブ
・保持するバックアップデータの世代数→7
の時は、
set BACKUP_FOLDER=C:\work set DRIVE_NAME=E set DATA_ERA=7
と書きます。
※存在しないドライブを指定してはいけません。
7.変更したら上書き保存します。
8.バッチファイルを適当な場所に保存します。
※ここでは例として、「C:\bat」フォルダに入れます。
9.試しに、作成した「Backup.bat」をダブルクリックで実行してみます。
バッチ処理が始まって、正しく保存されていればOKです。
私の環境では、約1.6GBが36秒で終了しました。
ここまででバッチ作成編は終わりです。お疲れさまでした。
後編に続きます。