ELECOMのギガハブEHC-G08PA-B-Kを購入したのでばらしてみました。 中古で900円でした。
正面はこんな感じ
高さはちょうど3.4cm
電源は横づけのようです。
ACアダプタは中央プラス
IN:AC100-240V~50/60Hz 0.2A
OUT:5.0V 1.0A
本機は5V1Aあれば動作してくれるみたいです。 ちなみにバッファローの同様機種は5.3V1Aでした。
実はこれを買ったのは「5Vで動く」=「USB給電で動く」ため、USB給電に改造しようと思ったからです。 なお記事は気が向いたら書きます。とりあえず続き。
裏面はこんな感じで、ねじは3か所。P1ドライバであきました。
ちょっと前後しますが、試しにループさせてみるとこんな感じ。 LEDが周期的に点滅しました。
戻って分解するとこんな感じ。6か所のツメでかんでいましたが軽く引っかかる程度なので、簡単に開きました。
で、さっそく中央にカニチップが鎮座していました。
RTL8370N ECM04P1 調べてみると「RTL8370N-VB-CG」というのが出てきましたが、型番は「RTL8370N」のようです。 仕様説明を見てみると、10Base-T~1000Baset-Tをサポートする、低電力のGiga-PHYを8ポート対応している、スイッチ用コントローラのようです。
データシートもあるようですが、あやレぃサイトに登録しないといけないようだったので止めておきました。
LAN口にはFPE LG48501DHの刻印があります。 調べてみると100/1000Base-T対応のモジュールと書いてます。 FPEが会社でLG48501DHがモジュール名のようです。 なおFPEはドメイン的には中国の会社のようです。
今度は刻印です。 「232EG08MJW12A1」「REV:A1」と書いてあります。 Revはリビジョンでしょうか?仮にそうだとして、A1はシーケンシャルな附番の気がするので、1番最初のリビジョンな気がします。 読み的にはアルファ-ワン、安定版の1番目という意味でしょうか? また、「232EG08MJW12A1」の羅列はわかりませんでしたが、最後がA1になっています。これは関係あるかもしれません。
白いシールには「201561208486」と書いてあります。先頭7桁はyyyymddだとすると、2015年6月12日になりますが、どうもこの商品は2015/02/18発売開始なので整合性が合いません。別の何かを意味しているのでしょうか?
電源近くを見ると、何もついていない、メチャメチャ思わせぶりな部分があります。 USBをあてがってみるとピッチが完全に一致していました。ただ、上下2個共に同じランドに乗っているのはなぜでしょうか? 試しに5Vを流してみるとプラスとマイナスがわかりました。 スルーホールです。
ただ、電流が弱かったのか、正常動作はしませんでした。
ほかに気になるところとして、SW1のシルクプリントの箇所がありました。 ここは導通を調べてみると、左から1番として
1-2
1-5
2-5
で導通していました。 製造工程でスイッチをつけて検証していたとかでしょうか? ここもスルーホールです。
もう一つ、J2のシルクプリントも気になる場所です。 保守用でしょうか?ここもスルーホールです。
とりあえず今回はここまで